日本を紳士の国に変える 第十四幕

 皆様今日も一日お疲れ様です。今から仕事に行かれる方も中にはいらっしゃると思います。

お気をつけて。疲労回復にはいなり寿司が効果的だそうですよ。

 

 私の母の話をしたい。母は私に勉強をしなさいと一度も言ったことがない。母のせいにするわけではないが、私は勉強が苦手だ。その代わり、挨拶や約束を守ること、時間を守ること。等、人として大切なことには厳しく教育された。一度幼い頃、自分の噛んでいたガムを道にぺっと吐き捨てた時、母は今すぐ拾いなさいと言って立ち止まった。僕は汚いからと言って、歩き出したが母はその場から動かずに、拾いなさいと言った。僕は渋々拾い、手がベトベトになりながら、ゴミ箱まで持っていった。このようなエピソードは多々ある。

 

 私は母から大切なことを教わったと思う。当然、勉強ができなくていいとは思わない。私だって勉強ができたらと日々思う。しかし、勉強以前に大切なこともある。

 母は私に「ゴミを捨てる人になるな」「ゴミを拾う人になりなさい」と言った。

挨拶に関してもそうだ、「挨拶をしない人になるな」「挨拶をする人になりなさい」

 

どちらも、自分がどっちの自分になるか。ということだと思う。

 私はゴミが落ちていたら反射的に拾ってしまう。ゴミ箱が近くにない時はゲンナリする。

しかし、他人のゴミを手に持って歩いている時、自然と心持ちは穏やかになる。

 

また、明日のブログで今回のまとめをしたい。

 

 おやすみなさい。いってらっしゃい。