日本を紳士の国に変える 第508幕
大きな決断をするとき自分に矢印を向ける。なぜその決断をするのか。なぜそう思うのか。なぜそう考えるのか。俺は特に自分に対して劣等感を持っているからその追求は厳しい。俺は「逃げた」と他人に言われると凄く嫌な気持ちがする。過去を振り返ると多く「逃げる」に相当することがあったからだ。一番近いことで言えば、大学でキャプテンをしていたが途中で自信がなくて辞めた。同級生の友人からは冗談混じりに「逃げた」と言われた。こういったことが少なからずそれぞれの場面で遭遇してきた。
大人になった今もこうして、これは逃げるになるのか。そうではないのか。ずっと考えている。しかし答えはいつだって決まっているのだ。
逃げたのか。逃げていないのか。そんなことはどうだっていいのだ。そこにこだわることこそ、時間と労力の無駄だ。逃げたのか、逃げてないのかは全て過去だ。過去に起きたことは現状を見るための判断材料にはなるが、正解ではない。
未来がどうなりそうだから今の行動を制限する。こんなことをする事こそ愚の骨頂。自分の思ったようにやったらいいじゃない。だって責任取るのは全部自分なんだから。
この道をゆけばどうなるものか、
危ぶむなかれ、
危ぶめば道はなし、
踏み出せばその一足が道となり、
その一足が道となる。
迷わず行けよ
行けばわかるさ。