日本を紳士の国に変える 第十幕

 このブログの閲覧数がお陰様で大変好調です。これからも沢山の方に私の妄想を見ていって欲しいのですが、閲覧数が増えると、

このような声をかけられるかもしれないので、お先に弁解させていただきます。(こんなアンチコメントきたら私的には嬉しくて仕方なりません)

 

「紳士なんて、スーツ着るだけでなれるわけないだろ!」とか「こいつスーツの知識ないくせに」とか、こんな事を言って来る人にオーダースーツを着て欲しいんです。

 

永くスーツに携わって来られた方が、万が一このブログを見られたときに、憤慨なさるかもしれませんが、(侮辱しているわけではないのです)

 

「生地なんかどーーーだっていいんです。」高級な生地を探せばいくらでもあるでしょう。(因みに、スーツの最高額は8000万円です)

僕の見解は生地ではなくオーダーメイドというところに拘って欲しいのです。通常の吊るしのスーツで裾や袖を直すタイプのスーツとは、失礼ですが、雲泥の差。でございます。

「そんなこと、わかってはいるけど。お高いんでしょ?」ってところですよね。ここで私が「それがこんな価格で作れるんです!」とか書くとジャパネットなので書きません。

 

小説書きます。

 

 パソコンをカタカタと音を立てながら仕事をすると、仕事してる感じでるなぁとか、仕事中に考えていた昼頃。電話が鳴った。開口一番。「お前のとこの掃除機どうなってんだっっっっ!!!」よくもまぁこの怒りを維持したまま電話番号を調べ、受話器を起こし、番号を押せたものだと感心していたら、開口二番目に(こんな言葉ありません。造語です。)「金を返せ!!!!」と怒鳴ってきた。

 内容を聞き、掃除機に何か詰まっていないか尋ねると、脱ぎ捨てた靴下が詰まっていたそうだ。電話の最後には笑っていた。「今後ともうちの商品ご愛顧のほどよろしくお願い致します。」

 受話器を置く。オフィスを見渡すと佐藤課長の満月と呼ばれている眩しい頭が、パソコンの上からありがたくこっちを覗いていた。