日本を紳士の国に変える 第506幕

俺の会社の企業理念

 

 

 

自分が幸せを追求することが、

     自分の大切な人の幸せを生み、

         それが企業の末永い発展を生む。

 

 

25歳の今の俺はこの企業理念にいつも立ち返る。売り上げが厳しい時、お客様とトラブルになった時、将来の自分を見失った時、売り上げがたって安心している時。いつもこの企業理念を思い出す。その度に自分で作った企業理念が道を照らしてくれる。

 

 

この企業理念ができたのには親友の死が大きく関係している。24歳でこの世を去った親友は生きているうちにやりたかったこと、会いたかった人が多くあっただろうと思う。しかし死んでしまったら何もかもが終わってしまう。親友はこの世に戻ってくることはできない。無念だと思う。

 

 

親友の両親、兄弟、彼女は悲鳴をあげるように泣いていた。お願いだから帰ってきてくれと。その時に俺は思った。

 

 

生きている。

 

 

このことがどれだけ幸せなことなのか。ただ生きていることでどれほどの人を幸せにできているのか。俺はその時に知った。親友はアスリートの体のケアをする仕事をしていた。日本有数の会社に入社して毎日自分の無力さを痛感しながら必死に働いていた。その時には気づけなかっただろうと思う。この事実は。

 

 

親友の死から俺は生きるということを重要視した。そして俺が大切に思う人を幸せにしたいとそう思った。その人たちの幸せは何か?それは生きていること。そして俺が幸せなこと。これしかなかった。だからそれを人生のテーマ。そして企業のテーマにした。

 

 

これからもこのテーマを持ってまっすぐ生きていこうと思う。

 

 

大切なひとを幸せにする。