日本を紳士の国に変える 第十三幕
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
これまでスーツの魅力や美学的なものをブログに書いてきた。
スーツを通して人間性を変化させたい。自分を律する力を養いたい。と。
又、スーツにはそれだけの力があるということも書いてきた。
だから私はスーツを通して日本を紳士の国へ進化させ、より良い国になるように少しでも尽力することができればと思い、ブログを書き、メディアを通して発信している。
これからは、ちょっとしたスーツの雑学も書いていこうと思っているが、私の考え方というのも書いていけたらと思う。紳士の国に変えたいと望んでいる者の考え方を書くのが妥当だと思うからだ。
前置きが長くなったから、この辺で小説の方にうつる。
イヤホンから流れてくる流行の曲を聴きながら街を歩く。
今日は久しぶりの何もない日。雑踏から抜け出したいと昨日思っていたんだけれど、気づけば街の中を歩く自分がいる。
ここを歩く時、いつもならスーツを羽織って革靴、鞄を持って大股で歩いている。
今日はそんな気分ではない。音楽を聴きながら、周りを眺め、ゆっくりと歩きたいんだ。
今日はこの雑踏に飲み込まれてもいいような気がする。
また明日から、この街で戦うんだからなぁ。