日本を紳士の国に変える 第230幕
スーツ業界
沢山の人が足を踏み入れて
沢山の人が業界を去った。
大企業は試行錯誤しながら存続の道を模索する。
栄枯盛衰。
私が肝に銘じている言葉だ。
栄えたものはいずれは衰えていく。
スーツは一昔前に大流行した。
多くの人がオーダースーツを購入した。
だから昔は沢山売れたと年配のテーラーはよく言っている。
コロナの手助けもあり
スーツを必要とする人の割合もかなり減っただろう。
これから更にこの傾向は強くなるだろう。
完全に枯れて、衰える。
その中で希望を見出しオーダースーツを販売していく。
栄枯盛衰。
この反対の言葉は存在しない。
どういうことかというと
枯れて衰えたものは、いずれ栄えて盛り上がる。
これはないということだ。
新しい活路を見出すことしか道はないのだ。
スーツの魅力、楽しさを追求することが大切なのかもしれない。