日本を紳士の国に変える 第187幕
チャンスというのは努力している人に訪れるものではないと思う。
どんな人にチャンスは訪れるのか。
それは行動している人。
どんな方向でも進んでいる人にチャンスは訪れる。
しかし例外がある。
実はチャンスには二通りあるのだ。
それは「自分が見つけるもの」と「他人から与えられるもの」だ。
はじめに書いたのは前者の方だ。
前者の方はチャンスを掴み取る可能性は極めて高い。
なぜなら自分が進んでいる最中に訪れたものだからだ。
そのまま進み続けることでチャンスを掴みとれる。
しかし後者の方はそうはいかない。
自分が寝ぼけ眼の時だろうが関係なく、そのチャンスは不意に与えられる。
その与えられたチャンスを掴み取れる者が成功する。
掴み取る為には入念な準備が必要である。
準備が必要だということは進まなければならない。
例え真っ暗な道を歩いていても進まなければならない。
立ち止まっていても景色が変わることはないだろう。
立ち止まってしまった人間はその真っ暗な道に街頭を立てて、
インテリアを飾り、テレビを置く。
そしていずれそこの居心地の良さに溺れてしまう。
自分が未だ道半ばだということを忘れて。