日本を紳士の国に変える 第七十幕
皆さんこんにちは!
今日も一日お疲れ様です!
ARMORです!
さて今回からは
小説を書いていきます!
なにぶん初心者ですので、
素人が頑張って書いてんなくらいで
読まれてください!!
スーツのことが少しでも魅力的に映れば
いいなと思います!
神社の造りがあまりに現代的すぎると有り難みが薄れるのは何故だろう。
公園の遊具さながら、赤々とした鳥居の色を見る度にその様なことを考える。
僕の母がよく「あそこの神様は位が高いから、ご利益がある」という。
「すべての人間は、生まれながらにして平等である」と耳にしたことがあるが、
母の一言で全てが打ち砕かれる。神様にも上下関係が存在した。
僕は、通称”Fラン大学”をやっとの思いで卒業した。
出席日数が足りなくて、最後は教授に頭を下げて回った。
大学時代の思い出といえばアルバイト、パチンコ、お酒。特にパチンコに至っては人生で一番熱を入れて勉強したかもしれない。それが結果に現れることは無かったのだが。
そんな四年間を過ごした僕を必要としてくれる様な会社はなかった。
結局父親の知り合いに頼んでもらった運送会社に就職した。