日本を紳士の国に変える 第415幕
自分には能力があると過信していた。
それが社会に出てみると能力の無さが露呈されまくる現実に直面する。
しかし能力があると信じている人は実際に能力を持ち合わせていることが多い。
それではなぜ能力がない、無能だと錯覚してしまうのか。
それは「恐怖心」だ。
年上の上司、先輩、取引先、同僚の有能に見える人間。
これらに恐れ慄く。これこそが能力を発揮することができない大きな要因である。
思い出してみてほしい。
就職したあとすぐに上司に好かれ、結果を出す人間はお調子者のようなやつで、勢いがあったのではなかろうか。
恐怖心は身を滅ぼすことになりかねない。