日本を紳士の国に変える 第306幕
10年間着られるオーダースーツ。
スーツの歴史は古い。遠い昔のことだから当たり前のように諸説ある。
しかし注文服が高価なもので庶民が頻繁に購入できるようなものではなかったのは確かな事実として現代にも残っている。
現代におけるスーツスタイルは貴族階級が由来だとされている。
既製服よりも注文服の方が高価なものであることは間違いない。
しかし現代は既製服と注文服が肩を並べるくらいの価格競争をしている。
以前求められていたスーツは華やかで艶かしくて気品あふれるスーツだった。
現代でも極めて少数、そのスーツを求めている人たちがいるだろう。
現代はどうだろうか。
モノに溢れ、情報に溢れ。
既製服を買ってはすぐに破いて、すぐにヘタって。
新しいものを買おうとする。
これからの時代はこうではないと思うし、こうではいけないと思う。
一着のスーツを何年も着て、スーツに愛着をもつ時代だと思う。
スーツだけではなく他のものでもそうだ。
本当に良いものが求められて、今後も発展していく。
お気に入りの一着を提供し続ける会社になります。