日本を紳士の国に変える 第九十八幕

小説は少しお休みする。

 

私は今年で24歳になる。

今年の一月に会社を辞めて、今は個人でオーダースーツを売っている。

現状は知人や応援してくださる方のお陰で何とか生活ができている。といった感じだ。

 

私には大切な彼女がいる。

狭い部屋で二人で生活している。

毎日が幸せだ。

特に車で遠出するのが好きだ。

私が運転で彼女が助手席。

仕事が上手くいかない時はたまらなく会いたくなる。

 

最近サラリーマンをしていた方が100%楽だったと思う。

時々羨ましく感じる。

だけど通勤時の表情を見かけると、私の方が良いように思う。

お金がなくて苦しい時は余計に羨ましくなるのだが。

 

沢山弱音を吐くし。

全部投げ出して、田舎で細々と生活したくもなる。

 

けれど私は辞めない。

三年間続けるって決めたから。

何とかして三年間生きていくって決めたから。

 

目の前が真っ暗で光が見えない。

だけど目を瞑ってはいけないと思う。

目を凝らして前を見る。

前進してるか、後退してるか分からないけど。

目を開くことが大切な気がする。

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