日本を紳士の国に変える 第129幕

先生は生徒の前で大きめの壺に大きな岩を入れた。

 

その後に先生は石を壺にいっぱいになるまで詰め込んだ。

 

そして先生は生徒に聞いた。

 

「この壺はもう満杯かい?」

 

生徒は全員、頷いた。

 

すると先生は砂利の入ったバケツを教団のしたから取り出して、壺に流し込んで石と石の間に詰め込んだ。

 

ニヤリと笑って、流石にこの壺は満杯かい。と聞いた。

 

生徒は”いいえ”と答えた。

 

そしたら先生は頷いて、

 

また教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。

 

そして壺の中に砂をサラサラと振りながら隙間に流し込んだ。

 

またあの質問。この壺はもう満杯かい??

 

生徒は流石になという顔をして頷いた。

 

すると先生は教壇の下から水の入った水差しをとって

 

壺に流し込んだ。

 

砂の色が変わり、石が濡れていく。

 

おおよそ岩も色が変わっているだろう。